ブースデザインの事例

ブースデザインの事例 ブースデザインは依頼する企業側の意向によって事例は大きく変わりますが、新しいデザインの場合は共通点を見つけることはできます。
バリアフリーが浸透している昨今ではブース内に段差を作らないことが基本です。
歩行しやすいように床材を施工するのですが、カーペットの他、照明効果を発揮できるように光沢のある床材も使われています。
什器も美しい光沢があり、素材が高級感を持っているものが多く、並べる商品の質感まで影響を与えています。
ブースデザインは柱・壁・床・張で構成されており、全ての構造物を無駄なくデザインされていることも一般的です。
例えば背面の壁にはグラフィックを駆使した宣伝用のシートを貼り付けたり、柱や梁の部分を看板にすることも多い傾向にあります。
単にブース内全てを明るくするための照明器具の設置方法だけではなく、LEDを用いてカラーを選択できたり、間接照明を上手く活用することで高級感を出している事例も沢山見つけることができます。
全体的なカラーリングは白を基調にしている清潔感あるデザインが多い一方、企業側のイメージカラーを発揮させるように、ブース内で色分けをしているデザインも基本です。
LED照明を用いて以前は出せなかった光加減を実現しているデザインも現在ではトレンドです。

ブースデザインは有効活用して見やすさにこだわる

ブースデザインは有効活用して見やすさにこだわる 展示会ではブースのスペースが限られているので、有効活用していかなくてはいけません。
まず、周りに囲いを作ってしまうと外から中が見えなくなってしまうので注意が必要です。
歩いている人から、中の様子までわかるようにデザインして下さい。
ブースデザインのポイントは、遠くから見て目立つことと見やすさです。
これらを守ってブースデザインを行うことで、人目につくだけでなく商品などをよく見てもらえるようになります。
テーブルを使うなら、クロスを使うなどして雰囲気を変えることも大切です。
同じ長机でも、見た目が変わるとそこに置く資料の見た目も変わります。
手前に資料を高く積み上げすぎることは避けて、興味を持っている人がいたら案内係の人から手渡しできるようにしておきます。
ただし、ブースの入り口やテーブルの前に立ってしまうと覗きにくいブースになるので注意が必要です。
積極的に声をかけるのも良いですが、相手を驚かせないようにすることも大切です。